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商取引におけるカード決済の意義

私は、あらゆる業種業態の方には必ず「クレジットカードの取扱」を可能にすることが大事。
と申し上げております。


これは売り時を逃さない為のツールであり、チャンスだと捉えています。


私は旅館・ホテルに対し、予約サイト対策のコンサルティングを行っています。
※予約サイト対策のコンサルティングサービスは1ヶ月12600円(長崎市内2時間×2回・交通費込み)


じゃらんnetや楽天トラベルにおいて「カード決済」は企業対個人の取引において必須事項で、必要経費だと考えます。


宿泊料金のコスト管理に関しても、当然ですが「カード取扱手数料」は含めて行う必要があると申し上げます。



この件に関しては、関係者からはやはり冷ややかな目で見られ、手数料が掛かるからカードは「予約サイトでは使わせない。」

と言う意見は、取引を行っている宿の半分以上に上ります。
ダメだと言うのは、やんわりでなく頑なに首を振らない方が多いのです。


実際にカード決済を導入している関係者に聞き取りを行ったところでは、月に10件の取扱はない。と言う内容でありこれはカード決済を必須とせず、選択式にしている状況ですから宿の規模と平均的な予約件数から推測するに1ヶ月あたり5%前後のユーザがカードを選択していると考えられます。(1日1件ネット予約が入ったと仮定した場合)

逆にいえば、カードを一律に不可としたところで、1ヶ月あたり5%〜10%程度の顧客が獲得できない。
と言う事ではないでしょうか。
この5%〜10%と言うのは全体の売上としての10%でなく、予約サイトからの予約件数が10%程度減ると言う意味であり、全体の売上ペースから行けば3%未満と考えられます。(月商250万とした場合、約7万5千円)

商取引におけるカード決済の意義は、実店舗においては敬遠したくなる部分もありますが、ネット販売においてカード決済が使えないのは致命的と考えます。

昨今はこういったカード決済の有無で取引の差が出てしまう事は多くあります。


難しい世の中になりました。

— posted by admin at 09:42 pm   pingTrackBack [0]

ガスト(ファミレス)でクレジットカード・電子マネーが利用可能に

かねてから不思議に思っていたのが、ファミレスはなぜ「クレジットカード」がつかえないんだろう?と言う疑問。

疑問を持つことは良いんですが、それによってコストを負担するのは会社側ですから、致し方ありません。


一般的にクレジットカードの取扱手数料は、業種商品により異なり、平均5%〜10%が一つの目安となっています。

これよりも低い料率の決済手段があれば、可能な限り導入はお勧めできますが、いかんせん条件が厳しいのが現実です。


カード決済ができるだけで、現金だと1000円くらいしか使わないひとでもカードならもっと払えると考えて2000円といった売上が見込めるのもまた事実です。


先般、近所にあるファミレス(ガスト)に「クレジットカード」が利用できます。といったノボリが立っていたので、久々利用しました。
 →http://www.skylark.co.jp/pay/index.htmlLink


カードが利用できる事が大きなプラスとなり、これまでコンビニが全社利用可能になる動きを見せる中で、ファミレスはなぜ利用できないのか?という疑問がありました。


もっとも、24時間営業をする中で一番危ないのは、「現金」をレジへ必要以上に貯めない事。と言われています。

その為、深夜時間帯は最小限の現金しか置かないと言う方針もある様に、カード化が進むのはこういったキャッシュレス(現金無し)決済を推進する為には重要では無いでしょうか。

ファミレス大手のガスト(すかいらーく)が導入を進めた事を機に他の業種業態も進めば良いと思います。

ガストに限らず、コンビニ各社も共通しているのは「少額決済サインレス」という取扱をしている点です。

カード決済の利点である「少額決済」の強みを生かし、「サインレス」でできる点は、非常に大きく、カードを使いたいけどサインが面倒。現金があるならそれが良い。と言うのは当然の流れです。

その一方で、Edyなどといった電子マネーが利用可能になっているのは、カードを使いたく無いユーザへの対応もぬかりなく、さらに決済の簡素化。といった面を見れば後発のメリットである「最新機能を一度に導入」という点では、向こう当面の設備投資はかからずレジも刷新できた点は大きかったのでは無いでしょうか。
(近年、既存店のレジが入れ替わっていたのはカード決済に向けた準備だったように思います)


一見、手数料だけでも相当になると思いきや、現実は莫大な売上が見込めるすかいらーくグループの売上が2011年で、実に3400億円。仮に取扱手数料が1%とした場合、実に34億円の売上になるわけですから相当なモノです。
<参考→http://www.skylark.co.jp/company/pdf/koukoku_ren1103.pdfLink


電子マネー市場がますます加熱している一方、カード市場が新たなターゲットを見つけるべく開拓している姿が見えている様に思うところです。

— posted by admin at 10:22 am   pingTrackBack [0]

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