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トラブルを科学する〜おおくすが体験した事

日々のトラブルが多いのは仕方ありません。


昨日から疲弊するような事が立て続けに増えるとどんよりするモノです。


トラブルに立ち向かう事は至極大切な事ですがそれ以上に大切な事は
「トラブルを未然に回避する」事も立ち向かう以上に大切な事です。


トラブルの種類として

「修復可能な事」と「修復できない事」に分かれます。


前者の場合はビジネスライクにある場合は、「嫌いだけど使う」という理由より修復は前提として行われます。
その一方で、修復できないことに加えられる事の原因は「仕事以外のつきあい」を考えたときです。
どうしても「人間関係」が加わるとその関係性はどちらかに「圧力」が加わり、加重がかかりすぎると結果として破損してしまうという結末を迎えてしまうのです。


公私共々としたつきあいがある場合は時にこういったところで無理を生じさせてしまう事は後々の関係性を悪くするだけでなく、業績にも影響するだけに決して看過できないのです。


トラブルがあるときはとにかく「つきあい」を抜きにしたガチンコでやるしか無い。
そこで思ったことを言い合って納得できるところで着地点を見つける。

やはり双方が納得しないまま抑え込めばいずれもつれが出てしまうというオチがあります。


最近は、そういった事を考えたときに「トラブル」が起きてどうするか選択肢を考えてみました

原則は「即契約を見直す」であるのですが、サービス・商品ともに選択肢が無い場合は、必要最小限の契約に内容をとどめ、いつでも契約を見直せる様にするのです。


それは「ストレス」を減らす事にもつながります。

人間適度なストレスは日々の生活で大切ですが、過度なストレスは支障を来す原因にもなってしまう為、これもまたやっかいな事です。


トラブルはできる限り起こしたく無いものです。


トラブル解決の原則は「謝罪も大事だが相手の要求をしっかり捉え、相手の立場になって対応する」と考えます。
相手の立場は即ち「自分ならどうするか?」という事。
この当たり前な挙動をどう進めていくか


譲れない一線、無理難題を考えたときに導き出した結果は


「無理をしない」


というシンプルな答えに行き着いてしまいました。
人間のつきあいを合理的に考えればこれほど無機質な事もありません。

ただ人間の本質を考えたとき、「トラブルがあってこそ、初めて人間の価値がわかる」様な感じがしてなりません。


私はトラブルを解決できるときは全力で取り組む反面、平行線になる場合はあえて引く事も選択肢に入れています。
その一方でトラブルの仲裁ほどやっていけない事と私は考えます。


トラブルと上手につきあえる関係を築く事もこれからの人間関係形成の上で大切な事と思います

— posted by admin at 08:59 pm   pingTrackBack [0]

IT企業だから何でも許される事はない

IT企業に身を置いている私にとって

常識と非常識の事が多く

今回、私が一番頭を痛めたことがある


送信して良いメールサイズには限度があると言うこと。


私はある企業とITサービス全般の保守契約を結んでおり、詳細はもちろん書けないが

その中で届いたメールに愕然としたことがある。


まず始めに
*数十メガバイトの添付ファイルを平然と添付して、それもBCCで送信しているのだ。

もちろん、送った側にしてみれば「好意」で送った事は良く分かる。


しかし、受け取る側にしてみれば、どんな好意であっても「迷惑」になる事を知らない。

送信側は「1〜2分」程度しか送信にはかかっていないだろう。
それは私の会社も同じであり、通信回線が高速化されるに従い、データ量も膨大になっている。

しかし、メールサービスは、ナローバンド時代(いわゆるアナログモデムの頃)から根本的な仕様は変わっておらず、構造面から見ても大容量のメールをやりとりするには決して向かない。

そんな中で、数十メガバイトのデータが2度にわたり送られたら果たしてどうだろうか。


私も、写真やプログラムなどのデータを添付してメールを行う事があるが、ほとんどが「容量超過」によりエラーで戻ってくる。これは、大企業に多く、中小企業の事業所が使っているメールでは起きないのが対照的である。

今回は、確かにエラーで戻らない事から根本的には問題無かっただろう。

ただ、受信完了までにADSL回線であれば、5分以上(最悪は1時間近く)メールの受信によりパソコンの作業が止まってしまうのだ。


本当に画像を送るなら、画像データを縮小するなどの配慮が必要だったのでは無いだろうか。


受信した顧客側は、大手企業だから大丈夫と思う事だろう。


私は今回の件について、再発防止を相手企業に対して厳しく申し入れた。

メールに添付して良いサイズは、通信・パソコン環境の向上によりだいぶん増えている。とはいえ
それでも限度があるのだ。

添付して良い目安は、1MB以内が一般的であり、それ以上になればファイルサーバへアクセスする形など、メールに対する負荷を下げる事が必要とされる。

特に大容量情報をやりとりする自分たちにとって細心の注意を払うべき事ではないだろうか。

今回の問題は
1対1に対して数十メガバイトに及ぶデータをやりとりする事には、双方の合意の上であるが
実際は、一斉配信である事

これは、受信側のメールサーバへの負荷を与え、さらにネットワークの負担をあげる事になっているためだ。


つまり、「小さな親切・大きなお世話」といった事だろう。

日頃の辣腕ぶりからして今回の件は決して軽くは無い。

細心の注意を払うべきだったのだ。

自らのメールで「データが重い=大容量」という事を認識して送っているからまさに確信犯なのだ。

なぜ送る前に「大丈夫か」と考えなかったのだろうか。

今回の件で改めて、自分自身の業務見直しをする良い機会になった

— posted by おおくす@ai2station at 11:29 pm   pingTrackBack [0]

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