ここ数日の電話問い合わせは一桁しか無く、なんて暇なんだ。と思う日々でした。
電話が鳴らない=仕事が無い
と言うわけでなく、日々の業務をこなす事を考えると頻繁に電話が鳴り続いても困るのですが
今日は、立て続けにパソコンサポートの依頼が入る
その中でも深刻だったのが「インターネット」がつながらないと言うお客さんからの問い合わせ
ちょうど別の電話にかかっていた為事務員が応対したところ
「どのくらいかかるか料金を教えて貰えますか?」と尋ねられたところ、事務員は「大丈夫ですよ。普通にご案内しています」と応対し私が折り返し架電する。
なぜそういう尋ねられ方をしたか詳しく内容を調べたところ
*ケーブルテレビの設定サポートは行ってない。ただし、光回線に契約したら設定は可能
*訪問するまで料金は分かりませんが1万〜2万程度でしょうとあいまいに答える。
*専門用語を並べられて、コチラの質問に答えてなかった
と尋ねた件数は相当数に上る。
お客さんからの申告内容でおおよその時間を計算した上で、サービス料金を割り出す「事前案内サービス」を原則にしている。
つまり
1:今回の作業は10分〜15分で済む事
2:メールなどの設定はケースバイケースで対応出来る
3:ケーブルテレビの場合は手続きが簡素に対応可能
4:事務所から現場までが近隣であること(重要!)
といった事をふまえ
弁護士が30分5000円
風俗が60分15000円
でパソコン屋が15分20000円じゃ、経済の均衡がとれないじゃないか!
と言うのが私の率直な意見です。
20000円もする内容ではなく、上記相場を考えた時に
交通費
作業工賃(いわゆる人件費)
会社の事務コスト(いわゆる通信インフラ代)
を加味して人件費の単価計算をしたら、150円/分といった所でしょうか。
つまり 1時間で9000円が妥当な人件費と考えています。
ただ実際は、固定経費としての「交通費」を加味し、再サポートのリスク率を考慮した上で、計算をするため単純に時間単価=作業工賃とはなりません。
サービスの透明性をあげる為には「サービス単価」の根拠と付加価値を提案しなければなりません。
長崎のIT業者のレベルの低さを思い知る結果となりました。
今回の件は、氷山の一角と思う為に今後の営業活動につなげたいと思う次第です
[ Tags :: パソコン屋 ]
パソコン屋について考えてみた
2010-08-23
パソコン屋という分野をひもとけば
1*パソコンを修理する人(いわゆる設定業者)
2*パソコンを販売する人(新品・中古を問わず)
3*パソコンの操作指導をする人(いわゆるインストラクターという職種)
4*パソコンの導入アドバイスをする人(コンサルタント業)
といった中で、私がメインとしてるのは、1の修理・設置ですが年間の売り上げ構成比を見ると、非常に低い。
ざっくりとした比率でいえば、パソコンサポートを1としたら、ウェブ制作が7くらいの割合です。
現実この比率を3程度まであげる事は可能です。
私が1としているのは、仕事の単価から見て割に合わない事がその大きな理由です。
毎日、パソコンサポートが入ったとしても
月に20日稼働して、1日3カ所、1件あたり5000〜10000円(平均して7500円としましょう)
月間の売り上げは、ざっくり45万円です。
ただ、朝から晩までパソコンサポートに明け暮れていては正直無理があります。
それをふまえ自分が動けるのは最大10日、売上単価を計算して一日平均1万円とした場合に、10万円が一つの目標値です。
もちろん、パソコンサポートを専業に働く事が厳しい理由として
私の会社の仕事が「パソコンサポート」だけをメインにしていない事
長崎の商圏からみて毎日数件の引き合いが来るほどの需要はない事
単価の大きい仕事は、作業日数も相当かかる事から日割りすると一日平均1万円を割り込む事
など当然ながらその背景はまだ考えなくてはならない課題があるのです。
パソコンサポートは「即日即応」が基本である為、他社のような「外注」の下請けで2〜3日かかる所と私の会社のように「連絡受けたらその日のうちに訪問」では、お客様の印象も当然変わります。
本来であれば、効率を考え、パソコンサポートの日を決めてスケジュールをたてるほうが会社の経費面が軽減されます。
それでは意味がありません。
お客さんは「必要」だから電話帳などを見て問い合わせるのであり、すぐに動けないのは何ともやるせないものです。
今一番考えているのは、多すぎても
「自分の仕事」の時間がとれない事
引き合いが無ければ
「食べていけない」
だからといって
「毎月決まっただけの売り上げ」が保証される事でない
といったジレンマは私の会社に限らず抱えているのではないだろうかと思います。
近年の傾向は「大企業」から「大口」の受注を受けて、それを全国の外注会社に回してピンハネというのが流行りです。
本当の意味でピンハネではなく
仕事として成り立つパソコン屋ができればと思う今日この頃です。
1*パソコンを修理する人(いわゆる設定業者)
2*パソコンを販売する人(新品・中古を問わず)
3*パソコンの操作指導をする人(いわゆるインストラクターという職種)
4*パソコンの導入アドバイスをする人(コンサルタント業)
といった中で、私がメインとしてるのは、1の修理・設置ですが年間の売り上げ構成比を見ると、非常に低い。
ざっくりとした比率でいえば、パソコンサポートを1としたら、ウェブ制作が7くらいの割合です。
現実この比率を3程度まであげる事は可能です。
私が1としているのは、仕事の単価から見て割に合わない事がその大きな理由です。
毎日、パソコンサポートが入ったとしても
月に20日稼働して、1日3カ所、1件あたり5000〜10000円(平均して7500円としましょう)
月間の売り上げは、ざっくり45万円です。
ただ、朝から晩までパソコンサポートに明け暮れていては正直無理があります。
それをふまえ自分が動けるのは最大10日、売上単価を計算して一日平均1万円とした場合に、10万円が一つの目標値です。
もちろん、パソコンサポートを専業に働く事が厳しい理由として
私の会社の仕事が「パソコンサポート」だけをメインにしていない事
長崎の商圏からみて毎日数件の引き合いが来るほどの需要はない事
単価の大きい仕事は、作業日数も相当かかる事から日割りすると一日平均1万円を割り込む事
など当然ながらその背景はまだ考えなくてはならない課題があるのです。
パソコンサポートは「即日即応」が基本である為、他社のような「外注」の下請けで2〜3日かかる所と私の会社のように「連絡受けたらその日のうちに訪問」では、お客様の印象も当然変わります。
本来であれば、効率を考え、パソコンサポートの日を決めてスケジュールをたてるほうが会社の経費面が軽減されます。
それでは意味がありません。
お客さんは「必要」だから電話帳などを見て問い合わせるのであり、すぐに動けないのは何ともやるせないものです。
今一番考えているのは、多すぎても
「自分の仕事」の時間がとれない事
引き合いが無ければ
「食べていけない」
だからといって
「毎月決まっただけの売り上げ」が保証される事でない
といったジレンマは私の会社に限らず抱えているのではないだろうかと思います。
近年の傾向は「大企業」から「大口」の受注を受けて、それを全国の外注会社に回してピンハネというのが流行りです。
本当の意味でピンハネではなく
仕事として成り立つパソコン屋ができればと思う今日この頃です。
— posted by おおくす@ai2station at 10:20 pm TrackBack [0]