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回線が遅いと思ったら・・・・LANケーブルだった。

今日は昼間のんびりパソコンの前にいると、一本の電話が入る。


電話の相手は、某学校の先生からだ。


先日からも相談をうけていて時間あるときに来てくれたら良いので、と言う話だったので
目立った予定も無かった事から早速現地へ向かう事にした。


炎天下の中、パソコンの操作をする私の額からは汗がこぼれ落ちながら原因を調べると


気になる画面が見つかる。

・・・・通信速度が10MBps?


はっ?


今時LANが10Mな訳ねーだろ。と言うのが正直なところで、1GBpsとは言わなくとも最低でも100Mは幹線で接続されているだろう?
と思うのが正直な感想だ。


あいにく検証用の機械を持ち込んでいなかったのですがほかのケーブルで試したところ、違うケーブルだと1GBpsでるじゃないか???


いやはや、そんな馬鹿なと言いたくなる瞬間ですが
見た目だけではケーブルの損傷など分かるはずも無く、回線が遅い原因がまさかLANケーブルとは思いもしませんでした。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0806/09/news019.htmlLink

ちなみに10MBpsしかでないのは、カテゴリ3Link と呼ばれる旧式の配線方式ですが肉眼ではカテゴリ5か3かは判断が付きません。

ましてやケーブルは全結線されており、カテゴリ6としてみてもおかしく無いからです。


関連記事の紹介で分かりましたが、カテゴリ3とカテゴリ5は基本的に「周波数」の帯域レベルで決まると言う観点から判断して、ケーブルの劣化がカテゴリ5だったものが、カテゴリ3相当になった。と考えるのが適当だという結論に達しました。


ケーブルのレベルチェッカーに関しては、普段持ち合わせて無いだけに今回改めて必要な機器となりました。


普段は、ケーブル補修の際、信号チェックの簡易チェッカーは保有しているものの10や100等のスピードが出るかどうかの測定器を持ってなかった自分います。

どういうパーツが良いか、改めて考えて見たいと思うばかりです。

— posted by admin at 09:58 pm   pingTrackBack [0]

パソコン屋が考えるパソコン環境とは?

すべてのサービス・機器のダウンサイジングが進み、気づけば個人事務所でも大企業並のインフラを整備する事も可能になりました。


その一つが、パソコンと周辺機器の考え方


パソコンは一言に社員1名に付き1台あればよい。しかしながら、営業する人間はさらにノートパソコンが1台必要になる。

私の会社では、経理用パソコン・機器設定用パソコン・作業用パソコン・持ちだし用パソコン・サーバー用実験パソコンと多くあるが
経理用パソコンと機器設定用パソコンは最新型ではなくむしろ10年近く前の旧型PCである。


作業を行っているパソコンはいずれも最新機種を導入して運用しているのであるがパソコン屋が考えるパソコン環境とは
これらすべてのパソコンをどう管理し、使いこなすか?という事だろうと思う。

パソコンはよく「車」にたとえて説明する事が多い。
同じ精密機器であるためか、親和性が高いのもその理由ではないかと思う。


パソコンが増えれば増えるほど困る事がある
それは、周辺機器の共有化である。


この点が、大きな変化である


無線LANが普及するにつれ、パソコンやプリンタには無線LANが搭載される事が当たり前になってきた。
それは言い換えると従来のパソコン専用端子ではなく、「汎用端子」による「汎用接続」が主流になった事を意味する。


コレまでは「プリンタ端子」から「USB端子」に置き換わり、これが「ネットワーク接続」に切り替わったことは記憶に新しい。


ネットワーク接続のプリンタは従来から存在した。

私が高校生の頃にはすでに導入されていた事を思い返せば、平成8年以前にはすでに製品化されていたのである。

それから10数年が経過してようやく市販品にも「ネットワーク接続プリンタ」が普及の兆しを見せてきた。
よい時代になったとつくづく実感する。


私が考えるパソコン環境とは

「大企業がすでに導入している設備は、一般ユースに落としても十分便利」だと言うこと


近年推奨しているインフラ環境は

有線LAN+無線LANの多重化構成

中継は無線LANで幹線はすべて有線LANという構成により、通信ロスを最小限に食い止める手法


私の会社では、メインPC+プリンタはすべて有線接続、
モバイル端末+スマートフォンのみ無線というごくシンプルな構成
この使い方であれば、インフラの構成を無理に切り替えずにプリンタ接続が可能になる


これからパソコンやプリンタを買い換える時は、ちょっと高くなったとしても、できる限り[有線LAN対応]を基本に
無線LAN環境がある場合は無線LAN対応のプリンタを導入する事が配線のスリム化とパソコンにUSBをつながずにすむため、パソコンの安定動作にも寄与する。

是非これからのインフラ整備のキーワードは「LAN」です。

— posted by admin at 09:15 pm   pingTrackBack [0]

Realtekの怪

顧客よりネットが繋がらないと言う事で昨日、調査依頼を受け、現地へ向かう私。

最近の事例で多い、LANチップセット問題が無い事を考えつつ、調べてみるとやっぱりRealtek社だった・・・・。

このRealtek(リアルテック)社の部品は10種類パソコンあれば、2〜3台は使われる程使用頻度の高いメーカーです
ここ最近、インターネットが繋がらないと言う問い合わせが入る時、確認してみると大抵がこの「Realtek」が入っているのです。

もっとも、障害が起きているユーザーと起きていないユーザーの特徴をまとめてみると

パソコンは1台

ルーターなどの接続はなし

といった所がもっともな話題ですが、パソコン1台でもルーターなどを使っている場合は障害なしと判断されてしまいますが
これも、どこまでが確実な話題なのかまだ真相は闇の中です。

いくつかの報告では、Realtek以外でも起きていると言うからどこまでが実効性のある事かは分かりません。

配線問題?となれば、改善も取りやすいのですが

こちらも、違います。

なぜなら私のパソコン(Intel VE系)では問題無くうごくのですから

結果、Realtekだと絶対だめか?といえば、これもNoだったりするのです

今日は何事もなく動作していたので、やはり不安定なのは「OS?」となってしまいます。

Realtekが悪者に見えてしまうので検証をかねて、私の事務所に持ち帰った時は正常に動作しましたので

ますます疑問符がついてしまうのです


結局、パソコンってよく分からない


ただ、Intelがはいっているパソコンだと良いみたい

それだけはわかったのですが・・・

私は、顧客に対し「できればIntelがはいった方を選ぶとよい」とアドバイスしました。


・・・・ご存じと思いますが、「Intel系のチップが含まれるパソコン=高額」

なので、果たして選んでもらえるか・・・・不安が残ります



悩ましい一日でした

— posted by おおくす@ai2station at 08:08 pm   pingTrackBack [0]

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