最近は、コンビニでもスーパーマーケットでも「ポイントカード」提示が増えました。
その中で特段増え始めたのが、共通会員証(ポイントシステム)+電子マネーの2つ。
どちらも似ているのですが、やはり性質が異なるため使い分けになりそうです。
その中でも便利と思うのが
ケータイ会員証+ケータイ電子マネーの存在です。
組み合わせで一番便利と思うのが
Tポイント(ファミマなど)と、ポンタ(ローソン)に加え、nanaco(セブンイレブン)の3つ
nanacoは、会員証というよりは電子マネーでありますが、利便性が高いのは確実にnanacoだと思います。
ただ、欠点はセブンイレブンしか使えない点が上げられ、共通して使える電子マネーは
iDとEdyですが、競合を考えた場合に残るのはやはりiDと見ています。
docomoの利用者ならiDが断然便利です。
利用範囲もコンビニ主要3社、大手ショッピングセンター、イオン系店舗といったところで利用可能なため、その利便性は非常に広いと思います。
その一方で、edy/waon/nanacoはそれぞれの競合にそった形になる事が現時点の課題ともいえそうです。
iDは電子マネーというよりは、「後払い型電子マネー」で、いわゆる「クレジットカード」の性質を持っています。
nanacoをはじめとした電子マネーは原則論として「前払い型電子マネー」ですから、根本から異なります。
ただし、waonについては、イオンカードとの連動で利用可能になっている反面、edyは都度積み立てが原則です。
nanacoはセブンイレブンのクレジットカードに限って積み立てが可能となっており、それ以外は現金による支払いです。
そうなってきたことで、電子マネーが乱立して、使い切れないお金だけが残ってしまうという悪循環に陥っている感じがしてなりません。
電子マネーとして
流通系(Edy/WAON/nanaco)
交通系(SUICAほか)
通信系(iD)
その他(Quickpay)
といった中、独自通貨として、長崎県内のみ利用可能な「長崎スマートカード(バス・電車共通パスカード)」があります。
これらはすべて、携帯電話のアプリとして利用可能になっているため、何枚も持ち歩かずに携帯電話1つですべての機能を兼用できるのです。
支払いも店舗に応じて「Edyを使うところ、WAONを使うところ、nanacoを使うところ、iDで支払えるところ」と組み合わせとして、edy+waon+iDであれば、ほとんどの電子マネー対応店舗で支払い可能と思います。
いずれにしても、電子マネーに分散してお金を入れる事は様々な観点から推奨できないため
現時点では、waon+iDの組み合わせが一番ベストと見ています。
理由として
iDは主要コンビニ全店利用可能(イオン系店舗・クレジットカード取り扱い店舗等)
ファーストフードは主にwaonが対応(吉野家・マクドナルド・ファミマ・イオン系店舗)
コカコーラ自販機もiDが原則対応(ほかにedy/waon/nanacoも対応
本来であれば、電子マネーのプール先があって、対応電子マネーに沿って換金ができれば(相互利用)ができれば良いのですが、現時点ではそれぞれの使い分けとなっており致し方無い部分があります。
そうなれば、使う携帯電話もdocomoが一番便利か?という結論になってしまい、選択の幅を狭めている感じがしてなりません。
私は電子マネーを利用する場合に、本来はすべてケータイで処理をしたいのですが、イオン系の場合はイオングループが発行したカード保有者に限った特典を受ける関係上、電子マネーもそのままイオンが発行したカードにしています。
ただ矛盾する話題として、イオン系店舗ではiDが使えるため、waonを使う必要性は無く使い先は、ファーストフード店位ですが、こちらもマクドナルドに限って見た場合は、iDも利用可能なため、waonを使うのは実質、吉野家だけになるという算段です。
吉野家は利用しないなら電子マネーはiDだけで十分事足りる結論に達します。
そうなれば、携帯電話もdocomoが一番使い勝手が良いという事にもなります。
まだまだ問題点はあると思いますが、便利すぎてトラブルにならない程度に使いこなす事が今後の課題になりそうです。