プログラム三昧

パソコン屋と言う仕事柄、どうしても「パソコンの修理屋」というイメージが多いんですが


元々私がやりたかった事の一つが「システム開発」

かつての夢がゲームプログラマーという今ではとうてい及ばない事にチャレンジした時代がありました。
挫折と失敗の連続でしたが、それでも「何かを作る」という事は昔から好きで、作る物はいつもがらくたばかりでしたが
いつの間にかそれが生業となっているのですから人生よく分からないものです。

当時の同級生に会うたびに、「君ならそうなると思ったよ」という声を掛けられるたびに喜んで良いのかどうかとまどう事があります。

ただそれは私のイメージが「パソコン坊や」だったのが今も続いているので結局の所「パソコン屋」という肩書きはまんざらでないのかもしれません。
私に商売っ気がないのもそういった時代背景があるようにすら思えます。


昨年から開発を続けている事業の一つに「PDF」の自動生成といったサービス。

これは、昨日も取り上げたEzPostPrintのテクノロジーで既に下地は出来ている物の、本当に作りたかった物では実はありません。


私の会社では、月次の請求書を発行しているのですが、実際の所、非常に「面倒くさい」のです。


これこそ自動化出来ないかとそれこそ4年ほど前からずっと考えていました。

しかし、それを開発するに当たっていくつか壁にぶつかりました。


一つは、システム開発するためのツール(いわゆるデベロッパーキット)を購入する予算が無いこと。

さらにデベロッパーを使いこなすための書籍を読んで学習する予算がとれない

現実問題、開発キットの価格というのは1セット10万円は必要です。
さらに関連書式を買いあされば軽く5万円はかかり、それでもすぐに古くなる書籍なので日頃から買わなければなりません。

最後に極めつけが、パソコンのスペック。
特にGUIである開発キットがハイスペックを要求(実際は不要ですが、スクロールなどを考えれば最低限のスペックを準備しなければいけません)
される為、ハードのインフラを整備しなければならずこの点もかなり厄介です。


そういった事をふまえ、構想だけが自分の中で順繰りしてましたがやっと突破口が見えてきたのが2年前の頃です。

このころからデータベースサーバを本格的に使い、昨年、PDFアプリケーションの開発実験に成功した事でやっと満を持して開発に取りかかれると言う算段です。


予算的な面でクリアできたのは、残念ながらハードウェアだけでそれ以外は現状の環境という事ですが

既にオンラインサービスで展開する事を考えれば、当然の流れかもしれません。
これが直接の収益を生むようになるまでしばらく時間がかかるかもしれませんが、もう少し頑張ってみようと思います。


今回は自社システムの為、公開予定はありませんが、今後使えそうなサービスを提供できる製品を開発しようと目下研究中です。

— posted by admin at 11:23 pm   pingTrackBack [0]

ニーズの開拓〜ブログ更新の意義

ブログを更新する事の意義を最近考えるようになった。

「ブログ更新=趣味」

ではなく、実際の所は「どのような事が現在のトレンドであるのか?」を探す上で、このブログ更新の意味が出てきた。


最初の頃は、とにかく色々な事を取り上げてみたが、最近は取り上げる話題を選別し、色々な観点から書いている。
仕事の関係もあるので、毎日更新する事は困難であるものの、最低でも30分は更新するために時間を作っている。

月曜から金曜の間だけであるが、そこが「仕事」の一環として行っている理由でもある。


ニーズの開拓とブログが何の関係性があるか?

それは、最初の頃はわかりにくいが

日々のアクセスログを眺めると、どこに需要がありどこに需要が無いか分かる。


毎月のアクセスランキングの統計を見ると、第1位は、ダントツで料金受取人払いの件が上がっている。

これは、拙作EzPostPrintGにも反映されているとおり、現在も多くの利用者から感想などをいただく。

このシステムを開発するきっかけになったのもブログでのニーズが後押しした。

もし、ブログでのアクセスランキングに反映されていなかったらきっとこのサービスは実現してなかっただろう。
それほど世論の声というのは大きい。

アクセス分析を行う場合は、当然であるが「発信元」も重要になっている。

このEzPostPrintを開発する事になった大きな要素は企業が検索で「料金受取人払い 申請G」といった検索を日頃から行っており、ニーズの高さを証明する事になったためだ。

この本サービスについては、ほんの一例であるが、ブログを更新する事によって得られた対価は小さいがそれでも社会に認知されてきたと言う事ではうれしい限りである。

私はこのブログを更新することは「この話題が世間一般としてニーズがあるのか?」を見極める事が今後の方針になるだけである。

誰しも「これが売れる」とか「これがオススメ」という話を聞いても残念ながら、その意見に根拠も確証も無い。

しかし、ブログで検索される「件数が多い=需要がある」と言う考え方は、まさにごまかしの利かないデータでありこの情報を得る為には日々の更新+研究活動の両輪が無ければいけない。

続ける事は難しい

今は私個人のブログであるが、今後はこの内容を発展させた事を構築する事によりさらに増えるのではないか。
そう考える事も出来るだろう。

改めてブログ更新の大事さと責任の重さを痛感する

— posted by admin at 10:18 pm   pingTrackBack [0]

長崎のIT企業分類

長崎にもIT企業は多く存在しているにも関わらず、どのように活動しているかは分からない


実際にIT企業と標榜している企業体の主業務は「大手家電量販店やメーカ等からの派遣」が中心で
いわゆる「外部受注」が多く、自社開拓をしている企業は少ない様に思います。


もっとも、私の会社でもかつては2次外注や3次外注といった仕事を受託していた頃もあり
報酬3000円で、佐世保や松浦まで訪問した頃を懐かしく思います。
今ではとうてい受託出来る金額ではありませんが、当時はとにかく何でも仕事を取ろうと言う焦りがあったでしょうか。

長崎から、佐世保までのガソリン代が3000円の上工賃も3000円だったわけですから当然割に合うはずがありません。
さらに、駐車場代などを入れたら大赤字だったのです。
当然、ただ働きどころかボランティアだったように思えました。

ただ経験としては良かったのかもしれません。


長崎のIT企業を分類すると

プロ企業(いわゆる法人格を持つタイプ)
個人事業主系(本業として生計を立てているタイプ)
サンデー系(本業があるが主に週末活動する企業タイプ)
サイドワーク系(主たる生計者が別に存在し、サイドビジネス的なタイプ)

と分かれ、特に最近多いのが、「サイドワーク系」であるのです。

特に長崎のIT企業を見渡すと半分が「サイドワーク系」である事が関係者の話から分かりました。
その話を聞いたときに、愕然とした事は言うまでも無くその裏事情を聞くと

いわゆる「主婦ならぬ、主夫という。」一人が定職であれば、自分の売り上げが無くても食べてはいける
上手い方法だと思いました。


そうなったときに、相手の職が無くなったら本当にやっていけるのだろうか?

私はそんな不安がよぎりました。

今更ながらの事ですが、仕事を始めた当時は今のように仕事がありませんでした。
生計を立てるために、私はある企業でダブルワークを続けていました。

しかし、ある事件をきっかけに仕事を辞めて今の仕事だけになりました。
今から8年ほど前の事ですから、2002年の夏だったと思います。

私が考えた当初の目的は、お金を貯めて車を買おう、企業を辞めるならそれからでも良いと思いこんでいました。
しかし、世の中はそんなに甘く無く事件は突然起き、責任者から詰問され、結果私は辞職を選ばざる得ない事になったのです。
それからは、とにかく必死になって仕事を探しました。
小さな事でも何でもやりますと言う事であちこちやってきました。

無理な要求でも受け、報酬の代わりに食事という事は当たり前の事でしたが人間の浅ましい考えを見る結果になりました。

しかし、私の会社も含めそんな上手い話は0に等しく、◎◎株式会社でも、実際は電話番も事務所も無く、連絡先は携帯だけという方を多く見てきました。
専業でウェブ制作のみを行っている企業も少ない為、長崎のような地方ではパソコンサポートからウェブ制作まで行うのもザラです。


一方「長崎のIT企業はいかがでしょう?」と尋ねられた際、私は「決してレベルは高くない。」と答えたのはそのためです。


ブログを積極的に更新することを推奨している企業は数多くあります。

しかし、実際に更新している内容を読んでもそれは単なる「趣味の話題」や「飲食店の事」、はたまた「プライベートな話」が大多数を占め、IT企業としてのコンセプトや事例紹介などはありません。


私がほぼ毎日更新するのも理由があります。

それは「クライアント(顧客)に対し、更新の重要性を説く前に自分自身が続けなければ意味が無い」
つまり「業者が良いと言うなら実際にやっているのか?」と言うのです。

継続は力なりと言う言葉通り「続けなければ意味がない」

しかし、これを1年、2年、5年、10年と続けると「必ず」結果が出ます。


これからもIT企業が雨後の竹の子のごとく増えていく事でしょう。
参入しやすいだけに辞めやすい業種とも言えます。

今後参入を検討している方、独立希望の方は、まずは「自己資金」をしっかり貯めてからはじめても遅くないと思います。
仕事はまず人間づくりからです。

— posted by admin at 11:01 pm   pingTrackBack [0]

佐川急便の新しい伝票

2010年10月21日以降、佐川急便Gの手書き用伝票が新しくなった。


手持ち伝票の在庫(普段は、オンラインで伝票を起票するため手書きは滅多にない)は十分あったのですが、新しい伝票をチェックする目的で小ロット作ってきてもらった。


実際にどの辺が異なっているか?と言えば

「郵便番号」を記入する欄が新たに増え、配送スケジュールを細分化する事になった。

つまり「今まで大枠」で配送計画を立てて運用していた営業所区割りが「細分化」を推進することで配送効率を高める事になったという。
(もっとも、郵便配達はそういった事で行っているので当たり前ではありますが)


そこで今回問題になったことがある


元払い送り状は、さほど重要な要素でないが、代引き伝票を見て驚いた
http://www.sagawa-exp.co.jp/recommend/deliveryform/Link

これまで送り状に無かった「現金」「デビット」「クレジット」のチェック欄が増えている。


これまでそのような記入欄が無かった為、どのような事になっているのか、決済会社である「佐川フィナンシャルG」へ早速問い合わせてみた。

担当者はまだ現物を見ていない理由から、取り急ぎファクス送ってみる。

その内容もさる事ながら、現物をみた担当者もびっくり・・。


その私がチェック欄として見たのは「配達担当者が記入する欄」であり、我々発送者が記入する欄ではないと言う。

手持ちのシールを見ても「現金」または「カード」のシールしか無く、とても「現金」「デビット」と選べる様な構造ではない。

説明内容を要約すると「ミスプリント」の可能性が高いとのこと。

もっとも、これまでの伝票には無かったかと言えば実は、荷札になっている送り状には上記のような「現金・デビット・クレジット」の欄があり、この点をふまえても、細部に至るチェックが足りなかったように思う。

もっとも、クレジットの手数料は5%前後の手数料がかかる為、通販事業者は好んで使う事は少ない。

私も「物販」の場合は、「現金」限定であるが、「サービス」の場合は「カード利用可」として運用しており、この点も重要な要素と言えるだろう。
※この場合のサービスとは「パソコン修理代金の回収」を目的としており、物販が伴う場合は「カード利用は不可である。」

今回の伝票は幻になる可能性が十分あるが


その一方で記事欄の下に「デビットなどの選択は出来ません。」といった表記がされるのでは無いかと思う。

色々な考え方がある為、今後のサービス展開に注目である。

— posted by admin at 10:00 pm   pingTrackBack [0]

パソコンと寿命

機械物には当然ながら「寿命」があります


しかしその寿命を延ばす為の施策として
何が大事か考えてみました。


結論として見れば


「定期的」に使う事


「過剰」に使わない

「保管」場所にこだわる

「清掃」はこまめに

「丁寧」に利用する

と言う事です。

どれも当たり前の様にみえてなかなか出来ないのが現実です。
それでもやってみる事が大事と分かりつつも

どこから手をつけてよいか分かりません。


基本的な考えたの一つに「パソコンの使用場所」で寿命が変わる。
つまり、使用環境が大きなウェイトを占める結果となります。


おいてはいけない場所として

(1)調理場が近い場所はまずNGです。特にファンが油で固まり結果的に使い勝手がわるくなる事になるからです。
(2)足場が安定しない場所(足場が不安定な箇所)
(3)熱がこもる箇所も寿命を縮める結果となりますので、注意が必要です。

ほかにも「ダメ」と言える場所がありますが、大きく分けてこの3つをさけて使えば
格段に寿命はのびます。

パソコンの清掃はエアスプレーでホコリを取ったり油脂を取るだけで十分効果があります。

是非ご参考にしてください

— posted by admin at 08:37 pm   pingTrackBack [0]

このエントリーをはてなブックマークに追加
<< 2010.10 >>
SMTWTFS
     1 2
34 5 6 7 8 9
10 1112 13 14 15 16
1718 19 20 21 22 23
2425 26 27 28 29 30
31      
 
T: Y: ALL:
Created in 0.0116 sec.