白黒はっきりしやがれ!

NTTの光回線の工事が明日になりました。


工事施工会社から事前連絡の電話が入る。

おおくす「エーアイスクエアステーションです。」
工事会社「明日施工する**通信です。工事の件で連絡しました。」
〜〜以下工事時間や電話の設定等の打ち合わせ〜〜
おおくす「はい、分かりました。さて※HGW(ホームゲートウェイ)はどこのメーカですか?」
※Home Gatewayの略(光回線終端装置(ONU)と各種制御装置がワンセットになった機器。NECを始め通信各社から供給されている)
工事会社「NE(NEC=日本電気)ですね。」
おおくす「色は何色ですか?」
工事会社「黒です。」
おおくす「NECは白じゃなかった?」
工事会社「えっ?確認します。型番はKI(沖電気)ですが・・・。」
おおくす「沖電気は、NTTからリコールLink が出ているからNECがいいんだけど??」
工事会社「分かりました。明日、NECを持って施工に伺います。」

と電話を切る

それから程なくして、約30分後にNTTの担当者から電話が入る。

NTT「あのー工事部門から連絡が入りました。どのような事でしょう?後、パソコンの設定の件ですが・・・?」
おおくす「さっき話していた事ですね。それはHGWメーカの件でもう済んだ話のはずです。内容が伝わってない感じがしますので詳細は工事統括部門から連絡する様手配してください。」
NTT「分かりました」

と切り出し、今回のいきさつを説明した。

どこでどう変わったかは分かりませんが、
<1>白=NEC、黒=沖電気の違いとして説明した事が「白の機械か黒の機械か?第三世代?第四世代?」
<2>IP電話(ひかり電話)のHGW設定の事を話した事が「パソコンの設定」
詳細が分からないので、コンサルティング担当者(営業担当)へ引継ぎとなったと言う。


・・・・良くある話では済ませられませんが、あまりに話が変わりすぎて非常に呆れました。
確かにNTTへ供給しているHGWのカラーで「白が良いか、黒が良いか」と問われたら、黒が良いと答えるでしょう。
そこに加え、メーカの話が出れば迷わず色でなく、メーカを選ぶでしょう。
(信頼性の問題もあるためどうしても避けられません)
今回の件をケータイで例えるならば「iphoneのキャリアはSoftBankが良いかauが良いかのレベルであって、色は二の次なのです」

今回の話は前段の通り、沖電気のリコール問題が発生し、回収騒動になっているのは紛れも無い事実で、他の製品は対策済みとは言え、不安はぬぐえない。さらには、設定のインタフェイスがどうしても沖電気は「遅い」という難点もあります。


NEC信者という訳ではありませんが、その後のNTTコンサル担当者から引き継いで営業担当者へ連絡が入った際、今回のいきさつをまとめると次の通り

1)「施工会社(元請け)には、NECが無い」
2)「顧客(おおくす)はNECが良い」
3)「施工会社(現地訪問)はNECを持って行くと説明した」

そんな訳で、困った・・・どうしよう??

私はそんなところをNTT工事統括の担当者と折衝し、明日は暫定で沖電気を設置するが、NECが入荷したら交換する
と言う事で決着したのです。

写真の通り通信系の端末はISDNもNEC、BBIQのIP電話もNECです。

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写真左から
プリントサーバ(pricom C-6200U)→ラベルプリンタ(PT-9500PC)
WiFiルータ WZR-HP-G302HLink (バッファロー)
BBIQ ONU(三菱電機)
BBIQ VoIPアダプタ(NEC)
NTT ISDNターミナルアダプタ(NEC)

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VoIPとISDN機器の拡大写真

別にNECマニアとかオタクって事でなく、定番がNECであるに過ぎない。と言いたいのです。
写真の通り、NECも黒も白もある為、VoIP系はほとんど黒で、それ以外は見たことはありません。
※写真の白い端末はISDN機器、黒い端末はVoIP機器である

こういった伝言ゲームは実際に伝わる事が少なく、どこの企業でもある話です。
ただ、良くある話で済ませるな!と言うおしかりは今回に限りません。


やりとりの行き違いを無くす為には、やはり紙ベースでやりとりした上で、要旨を伝える

私の場合は、話を進める際に「要件は**つある。」という切り口で説明する
仮に要件が2つあるとすれば、一つ目**、二つ目**と切り分けて話を聞くことが出来るからです。

いかに口づての話ではダメか考えさせられるきっかけかもしれません。

— posted by admin at 09:32 pm   pingTrackBack [0]

ブログのネタ集め〜番外編

ブログのネタが尽きない?

と言うよりは、書きたい話題が多すぎてどれを書くか迷っているのが正直な感想です。

〜ネタ集めは、切り口を見つけどのようにアレンジするかである〜

facebookを眺めていると、同級生があるところでセミナーをした時に初回の講義で「決意表明」という文章を作る話をしていた。
それぞれが決意表明を書き、それを見ると言う物。
我々、個人事業主は当たり前の様にしている「経営方針」を各人にさせると言う発想はユニークで実にわかりやすい。
この決意表明プログラムは、禁煙カウンセリング(医療行為)でも実際に行われている事で、こういった場面に応用出来るのはまさに目から鱗だった。


そういった記事を斜め読みしながら、面白い部分を吸収して生かしていくかがブログのネタ集めにつながる。
文字を書くと言う行為自体は、実に面白く、独りよがりにならないよう心がけているところです。

facebookやtwitterは気軽にコメントや記事が書ける為、慎重に取り組まなければいけない重要なものです。


私自身は、ネタ集めが好きで、様々な事に関心を持っています。
あまりにも関心を持ちすぎて、本業そのものがおろそかになってしまうのもまた事実です。

日々の出来事に関心を持たなくなれば、ダメになりそうな感じが自分自身を奮い立たせています。


ブログのネタ集めは日々の出来事に関心を持つ事と思います

— posted by admin at 11:19 pm   pingTrackBack [0]

ITサポセンコールセンタの現実

IT業界広しと、いろいろな案件が多く

先日から勃発したITサポセンの痛い話。



ISPの選択肢でどこの会社が一番良いか?と言う問いには、どの会社もどっこいどっこいと言う印象はぬぐえず、私も業界に身を置く一人として肩身が狭い思いです。


私はISPが無料出張サポートがある場合は、可能な限り利用するのは、作業内容は軽微な事でも生計を立てている人がいる以上、利用しようと考えています。

ISPからサポート会社へ支払う単価は、1万円前後と言われています。
そこから、一次元請け、二次元請けから実際の現地作業員へ行くケースは決して少なくありません。


某サポセンの受付で、私はIP電話の設定を依頼したところに今回の話が進みます。


ISPの資料には、記載が無い故、この際呼んで作業してもらおうと言うのが正直なところで、結果の可否は問わないと言うのは、このサービスが使えないからと言って大局に影響する事はありません。出来れば良いかな。と言うレベルです。


さて、その後の展開として、やりとりした担当者が数人いる中で分かったことは

都合が悪くなると一方的に電話を切ると言う悪しき習慣があるのです。


とは言え、こういったことも1回2回は笑って許します。(とはいえ、関心出来る話ではありませんが・・)
しかし担当者違えど3回目はさすがに怒りを通り過ごして呆れました。

こういうITサポセンのコールセンタは、自分たちが「委託業者」である事を忘れて委託している会社の品位を下げる行為は許されるはずも無いでしょう。


それから私は、委託元(ISPのサポセン)へこの話を行い、その後のやりとりでITサポセンのマネジャ職から連絡が入った。

一方的に終話させる手法は、このマネジャの指示である事は分かっていたが、あまりにもその場しのぎに過ぎない事を認識していません。

特にこういったサポセンの問題は、東芝事件にさかのぼりますが、やはりやり過ぎるとその行為者そのものが処罰されてしまう現状もある故、どのあたりが「引き際」かを見極めるのも重要な事です。


私がITサポートを行っていて、外部受託でうける案件があまりにも「緊急かつ高度案件」であるのは、実はこういったITサポセンが、「低リスク・簡易な案件」をえり好みしていた現実の反動ではないか?と感じました。
その結果、こういった会社から派遣するIT業者のレベルも単価相応で受託しているのがどうやら実情に思えてます。
(単価からして、確実にコスト割れです。副収入にもならないでしょう)

私の件に関しては、今回問題を起こしたITサポセン会社は受託後の「リスク」を鑑み、受託不可(派遣拒否)に出たのです。
企業は通常「会社として検討する」というかわし方をするのは「出来ないと言わない口実で、相手に期待を持たせる言い方。さらには、引き延ばしてあきらめさせる」という手法であるのです。
私は今回の件においては、先方の業者に「無理です。スミマセン。」とした上で、本来私のところへ派遣する事になっていたスタッフの補償も負わせる事で決着しました。

これはどういう意味かと言えば

おおくすのところへ行けば、ISPからサポート料金の請求が出来る(正規請求)が、ITサポセンの判断で勝手に断った事は実際のところ派遣スタッフには伝わりません。(概ねユーザ事由によるキャンセルとなる為)
 しかしスタッフの手配を行っているので本来は「派遣キャンセル=報酬無し」となるが、私は「それは許されない。」とマネジャに応酬し、「この件は私の方で預からせてください(キャンセルしたスタッフに報酬を与える)」事を確約させた次第です。

万に一つ、今回私のところへ行く予定だった方が、このブログをその方が読んでいるとは思いませんが、実際のところIP電話の設定のみなのに、急にキャンセルというのはいささかおかしい訳です。

ただこの話そのものは、本当に作業スタッフに対し、報酬が補償される保証は残念ながら無く、その場しのぎかもしれません。


ITサポセンの場合は、「かんたんで、顧客リスクが低く、単価が取れる」案件をえり好みして、それを地元IT業者へ再々委託という形態をとっている。現状が浮き彫りになりました。


これは、作業する上で言えば、「安全」という意味です。


企業を成り立たせるには、多少強引な手口も辞さない事が現実でしょう。
とはいえ、都合が悪くなれば勝手に終話させる行為は、今の常識なのでしょうか?
責任をISP側へ押しつけて連絡も無く、言い逃げするのです。


私個人としては、どういう状況だったかをお聞かせ出来ないのが残念ですが、仮にそういう情報がインターネット上で流出すれば、第二第三の東芝事件を彷彿させそうで、様々な制約の上です。


やや批判的な事が増えましたが少しまとめましょう

*ITサポート受託業者は「ハイリスクを敬遠する」
*都合の悪い内容になると一方的に切る(折

— posted by at 09:15 pm  

niftyserver時代〜オンライン&オフライン

パソコン通信が全盛期だった90年代は、センターにつなぐ事でデータ収集を行っていた事から

「オンライン」という言葉を使い、実際に会う事を「オフライン=回線につながっていない」事を指します。


もっとも、私たちがインターネットが常時接続になってから「オンライン・オフライン」という言葉を聞かなくなり、いつの間にか「リアル」という言葉に変わった事にいささか違和感を感じるようになりました。



普段のやりとりがパソコン上でのやりとりである為、リアルタイムとはいえ「バーチャル」という位置づけになっている
と考えるのが自然で、その派生語として「リアル」となった印象です。


実際にあって参加する事を「オフ会=オフラインミーティング」と言い、通称は「オフ会」と言う名前で、定着しています。
そのせいか、今でも「オフ会」という言い方をするのはこのような事が語源になっているのは久しく感じる次第です。


さらに、そのオフ会で、意気投合して結婚するカップルのことを「パソ婚」と言われ、これもパソコン通信時代が非常に限られた空間だった事を意味する時代背景だったように感じるところです。


私自身が、niftyとbiglobe(当時はPC-VAN)のIDを取得している事は、一つのトレンドと言われた90年代から、現在に至るまで時代は大きく変わり、かつての加入者がインターネットへそのままシフトしたケースはきわめて稀で、今でも継続利用しているのは、少ないのではないかと思います。

利用者が多いプロバイダは、OCN、YahooBB、Biglobe、調査会社の報告書で行くとNTTグループが実に半数以上を占める結果になっているのは光ファイバの回線網が大きく普及の兆しを受け、展開した結果では無いかと考えます。


やや話がそれましたが

オンライン・オフラインの時代の産物と今のライフスタイルは大きく変化しました。


パソコン通信時代は、定額利用制でなく、従量利用制が基本で、どうしても定額利用に近い使い方をするのが、我々としても命題だったと言えます。

しかしながら、こういったパソコン通信の利用もいつの間にか下火となり、インターネットの接続業者の動きに変化が始まったと思います。

今、facebookをつかったniftyシミュレータが稼働しているようです。


当時のメンバーは今はどうしてるのか少し懐かしく思います
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120110608500Link

— posted by admin at 04:01 pm   pingTrackBack [0]

回顧録(2)〜量販店時代の話

当時、教員採用試験の不合格通知が届き、さてどうするか?と思ったところに、小浜町(現雲仙市)でインターネットセミナーの話がはいった事は 良い経験になりました。

その後のセミナー成功の後、当時のゼミ担当の先生と一緒に、熊本で学会があるから行ってみようとなった。 

当時のテーマが「長崎のインターネット事情」という事で、県内のシンクタンクや行政・教育機関を訪問していた頃で、何かの役に立つかもと言う事で向かったのが、熊本県玉名市。

学会は、先生が所属していた経営工学学会の九州支部会。

そこで、基調講演を行ったのが、キューブスLink という会社
いろいろ説明をされていましたが、私が覚えているのは社名と年商の話だけ。
それ以外、何一つ話を覚えていない自分が情けない。

この後、いろいろな方と会食になり、そこで会った量販店の方と知り合いになる。
いろいろ話をする中で、さて何の仕事をするか・・と言う話になったときに、「じゃあ長崎の店長を紹介するから」という話になりました。この話がきっかけで、在学中にも関わらずアルバイトという立場で量販店勤務が始まったのでした。
この量販店時代は自分にとって、社会人1年目をフライングではじめたような感じです。
(この時点で何か違ったのですが、当時はそれすら気づいていませんでした・・。)


同級生は、正社員で就職が決まっているなか、自分がアルバイトで就職っていうのは正直なところ、後ろめたい気分を持っていました。そのせいか、親兄弟にはこの事実は辞める2ヶ月ほど前まで言えませんでした。(大学まで卒業して、アルバイトじゃ・・と言う事です。このエーアイスクエアステーションの話はそれからさらに後の事です)

この量販店時代は自分にとって、面白い事よりも、社会の厳しさを痛感しました。

また、会社勤務はこれを最後に無く、今日に至ります。


この量販店勤務で培った事、社会の矛盾を大きく知らされました。
私自身が先見性があって物事を捉えていた部分は、当時からありました。


この事は、今でも覚えているのが制服の話でした。
当時、この会社では制服が2種類あり、一つが店舗ロゴマークが入ったジャンパーと、もう一つがポロシャツの2つ

私はポロシャツを着るのがどうしても抵抗があり、ワイシャツの上からジャンパーを着るスタイルで接客に当たっていました。
当時、ワイシャツを着ていたのは一部の正社員だけで大半の社員・アルバイトはすべてポロシャツのスタイルでした。
社内の立場は、私はアルバイトなのにワイシャツでジャンパーを着ているのに、社員はポロシャツ姿でしたから、お客さんからの見た目では、私が社員で、ポロシャツを着ていた社員がアルバイトに見えたと言います。
当時の事からすれば、誰も面白くなかったでしょう。


私はこの件に関して、当時の上司に言われた事を思い出します。
「あなたはアルバイトだから、ワイシャツを着るのはおかしい。」と
私はこの事に対し

「ジャンパー着ている社員の下に来ているのは私服じゃ無いですか。私はワイシャツですがなぜますいのでしょう?」と反論したものです。
この件については、約1年近くはこのまま良かったのですが、その後の配転でポロシャツを着るようにと厳命が下りたのですが・・。
自分の中ではどうしても納得の行く事ではありませんでした。


 その後、退社する事になり(この話については今後ふれたいと思います)それから5年ほど経った頃、ポロシャツの制服が突如廃止になり、店舗の社員すべてワイシャツ姿になりました。
 女性社員に関しては、これまで経理社員が着ていた制服に統一となり、会社の雰囲気が変わったのは不思議な感じがしました。
私は、この件に関して言えば、間違ってなかったがやり方がまずかった・・・。と感じた瞬間でした。
当時からポロシャツじゃなく、ワイシャツで接客すべきだと申し上げたのは「お客さんは100円や1000円といった少額商品を購入しているのでは無い」パソコンという「耐久消費財」を購入するのだから、身なりもそれ相応にすべきではいか?と思ったからです。

この考え方が通じたのかどうかは分かりませんが少なからず私と同じ考えを持った人はいたのでしょうか。
(とは言え、その後パソコンは急激に下落するのですが・・・)

私が、客先で年中ジャケットに長袖ワイシャツネクタイ姿であるのは、当時の事を忘れない為です。
今でもこの事は頭の片隅に残っています。当時の勤務先では、私のことを「問題児」だったように思います。
当時のエピソードはまだ書けそうなので続きはまた次回にしたいと思います。

— posted by admin at 10:00 am   pingTrackBack [0]

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