仮想世界エクシングワールドがついに摘発?

エクシングワールドLink の話題自体、2年ほど前から知人つてに聞いた話があり

記憶が間違っていなければ確かちょうど2年前(2009年7月頃)にプレスタートしたと思います。



この際にも代理店制度でいわゆる投資系の話題だった事は確かで、出資金として数十万〜数百万の担保が必要だったと聞きます。
さらに紹介したら、紹介料が結構でたという事なので、「何ともすさまじい」と感じていたところでした。


知人の話によれば、その上で、サービスインした後は、携帯電話事業も始める計画があったといい、その代理店(確か500万)の権利金を払うかどうかで迷っていたと言いました。

その端末はFOMAを主としたMVMOW(他社事業回線利用サービス)で、ネーミングは、サムライモバイルか、サムライケータイのどちらかだったと思います。サムライって言葉がついていた事と、端末がゲーム系になるという話だったことから、今思えば「スマートフォン」を供給する計画だったと考えられます。

確かに近未来の需要予測は決して誤ってなかったものの、あまりにも現実離れした点は疑問がありました。

当時PC版のスペックで要求されたのが、Core2Duo2.5GHz以上、メモリ2GB、GeForce8xxx系が必要という表記を見たときに、「こりゃあ無理だ」と思ったのです。

2011年現在でうちの事務所のパソコンの低スペック分でやっとcore2duo 2.93GHzです。

メインで使っているパソコンがCorei5ですが、もっともこういったPCを購入するとなれば、それなりの投資が必要です。

3Dのグラフィックが低スペックPCで利用できなければ、とうてい難しい訳で、頓挫する事は容易に想像がつきました。


もっとも、加盟金の数十万円を工面できないという金銭的な事情はありますが、サービスそのものがその当時からすでに自転車操業だったと自分は思ったからです。


そんな中で、詐欺事件として立件された訳ですが


近未来通信の件ももちろん、平成電電の件をはじめ、IT企業が抱える闇の部分は非常に多いような気がしてなりません。


私の耳にもそういったセミナーの話が入るくらいですから、相当あちこちで営業していたことは想像に難くありません。


個人的には、今頃?という印象が強いせいか驚くどころか「やっぱり」という感想だったことは言うまでもありません。


ほかにもいくつか、ここは?どうかなという企業もありますが、今のところまだ事業継続しているので差し控えますが、代理店とかいう制度でやるくらいなら、誰かをトップに据えて共同出資で会社設立した方がずっとあきらめがつくと思います。

株式会社の債権を1株10000円から準備して、10000口募集で事業開始の方がずっと建設的と思います。


対岸の火事の出来事でした。

— posted by admin at 10:31 am   pingTrackBack [0]

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