たまには役立つ話題を
趣味がドメイン集めという非常にマニアックなおおくすです。
まぁ、ドメイン集めと言っても「商標」に引っかかる様なドメインでなく、単純に「知名度が高い」というドメインを集めています。
ボクが近頃手がけている事の一つに、「語呂がよい」ドメインを取得すべきだと。言う話をしています。
そのポイントがどういう形で展開するかは実際に取得したときにわかります。
私はクライアントに対し、ドメインを選択してもらう際、候補を3〜5提示します。
それは、私なら選ぶと言う内容を前提に考えています。
特に法人企業であれば、co.jpを取得するのを前提に勧めています。
理由は「ドメインを見るだけで=法人」という事の信頼性がある為です。
.jpについても、関連ドメインで取得するには問題ありませんが、こちらも可能な限りはcomよりは信頼性が違うといって間違いありません。
さて、ドメインはあくまでも「借地権」の要素が強く、払い続ける限り保有されると言う仕組みです。
逆を言えば「支払」が滞れば、とたんに権利を失い、損失を被ると言う非常に危険な事でもあるのです。
ドメインは原則「年間払い」「単年契約」という性質を持ち合わせ、複数年契約ができるドメインはjpドメインではできません。
(ドメイン管理会社が独自に複数年契約を締結する事ができるが、現実は先払いにしているに過ぎない)
jpドメインは.jpに代表される「汎用型JP」とco.jp等のような「属性型JP」の2つに分けられます。
汎用型JPは、日本在住なら何個でも無制限に取得できる反面、属性型は「1組織につき1つ」と言う原則で割り当てられる為、2つ取得というのは事実上不可能です。(ただし、例外あり)
私はどういう理由かわかりませんが、NE.JPを2つ取得しており、これはルール上okと言うからその整合性は未だに解明されていません。(http://www.hama.ne.jp とhttp://www.dejima.ne.jp )
一つの法人が取得できる属性型JPドメインは
co.jp
ne.jp
gr.jp
の3つはいかなる場合においても可能です。
しかし
co.jpを2つとうのは残念ながらできません。
だからこそ、co.jpの価値が高いのはそのためです。
今は安価で取得できる・手続きがかんたんというだけで、.jpや.comを取得する傾向にありますが、法人格を持っている企業がこれからドメインを取得するなら私は「ドメインが取れる名称」でスタートさせるべきだと強く提唱しています。
それは「ドメインありき」の事で考えすぎだと言われるかもしれません。
たかがドメインであり、こだわるなと言われそうですが
属性型は「取得のハードル」が高く、決して容易でない上、取り扱える事業者も限られてきます。
だからこそ属性型の価値はさらに際立つと私は考えます。
ドメインは「一度決めたらそう変えられない」
選ぶ方も真剣ですが、提案する私はある意味、大きな責任を負わなければいけないプレッシャーもあります。
満足行くドメインが取得できない事は過去に多数あり、泣く泣くあきらめたものです。
たかがドメイン、されどドメイン。
選ぶなら「納得ができる」ドメインがほしい物です