プロだからこそ出来る仕事を目指して

先日、ある会社のホームページ製作を受託する事になり、業務引継を行う事になったのですが


あまりの無責任ぶりに閉口する私です



IDやパスワードといえば、基本的に「契約書」で通達された内容をそのまま伝えるのが本流です

しかし、届いた内容というのは、その中の「ごく一部」だけで契約内容や、仕組み等については一切触れておらず

管理に絶対必要なFTPアカウントすら開示されませんでした。


こういう業者が今まで管理していたと思うだけで、私は背筋が凍る思いであり

もちろんあってはならない事と認識しています。


見れば分かると言うのは、プロだから分かるとか、初心者には分からない

といったレベルではありません。


「誰が見ても分かる」内容を提示する事が、本当の仕事であり

契約の時こそ、この点をしっかり見据えなければならない事とも言えます。



契約において大事なことは「お金」の事と「権利義務」の二つが大きなウェイトを占めます。

特に、お金に関する問題はシビアと思いますが、今回は「権利義務」に関する事が、ないがしろにされた事に憤りを感じています。


もちろん、今回の件について見れば


契約内容をすべて是正し、新たに仕組みを再構築する上では、本当の意味での「再スタート」と言えます。

「権利義務問題」をしっかり見直した上で、よりよいサービス向上につなげなければ
同じ事で不安を与えることになりかねません。

つまり

契約書一枚にしても


申込書一通にしても

書面の大事さを今更伝える事はおかしいと思います。


私も日頃がいい加減な奴ですから、すぐに物忘れしたり何かを探すにしてもすぐに見つけきれない事は日常茶飯事です。


それでも、「パスワード」や「契約書」に至ってはいつでも提示出来るように準備しているのは

「書面の重要さ」を認識しているからです。

パスワードは有償・無償にかかわらず再発行はかんたんではありません。

一方で、契約書は一度発行したものは二度と再発行することはありません。

ある会社は、契約書を無くしたからファクスで送って欲しいという事を言いました。


これには、さすがにあきれかえりました。


書面の大事さを全く認識していない


それ故に、契約はすぐに解消しました。


残念でなりませんでした。


誰が見ても、「大丈夫」と言えるサービスを今後も続けることが自分自身における信用に繋がるとおもう今日この頃です。

— posted by おおくす@ai2station at 11:05 pm   pingTrackBack [0]

このエントリーをはてなブックマークに追加
<< 2009.12 >>
SMTWTFS
  1 2 3 4 5
67 8 9 10 11 12
1314 15 16 17 18 19
2021 22 2324 25 26
2728 29 3031  
 
T: Y: ALL:
Created in 0.0098 sec.