匿名商取引

インターネットもついに何でも匿名でやりとりできる時代になってしまいました。


本当にこれがよいのかわかりませんが


先日、ソフトバンク系が始めた
メルアド宅配便Link

全国一律990円で配達ができる匿名配達のサービス

さらに、送金は「楽天銀行」が提供しているメール送金サービスを組み合わせると、双方の名前を知らずに、送金から物流まで可能となってしまう


もちろん、これは犯罪を助長するためではなく、本来の目的からすれば違うのかもしれません。


相手のメルアドさえわかれば、お金を送ることもできるし、ものを運ぶことも可能となれば

本当によいことかはわかりません。

注記事項に「古物商の法律に関する場合は利用できないことがある」と明記されていますが

これは、法律の解釈として注記しているにすぎず

古物商として、買い取り・販売を行う場合は

「買い取りにあたり、基本的なガイドライン」があり、このガイドラインに抵触することがこのメルアド宅配便のポイントになるといわれています。

物流企業として、佐川急便を使うのですが、

噂では、物流サイズが膨大なので、1個あたり全国一律100円〜200円程度で運賃契約しているという話を聞いたことがあります。

もし、この話が本当であれば、990円の単価だとしても、十分利益は出せるでしょう。

もっとも、佐川急便にしてみればたまったものじゃないところでしょうか。


匿名物流の仕組み自体は、すでに日本郵便を始め、各社始めておりサービス自体は珍しいことではありません。

今回のソフトバンクが展開したことにより、サービスが確立されたことには違いありません。

私の会社でも、佐川急便と契約していますが、実際に990円物流の方がうちの会社の契約運賃と比べても遙かにやすいです。

しかし、物流の仕組みがあまりにも複雑になるため、私の会社では、使うことは無いでしょう。

もっとも、匿名で送らないといけない事情も無ければ、やましいことも無いのでなおさらでしょうけど。


ただ、こういう匿名で発送可能なところには、犯罪が絡むことが多いともいうし

クレジットカードを支払い方法に使うことは、ある程度の信用力を担保にとったことであるため、当然のことではありますがこのような物流が増えてほしくないのが正直な感想です。


ペリカン便がゆうパックに統合され、サービスが変わってきましたが

これからますますサービスが激化するのではないかと個人的には戦々恐々している今日この頃です。

— posted by おおくす@ai2station at 09:42 pm   pingTrackBack [0]

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