タウンページ(電話帳)掲載の手順と考え方

先日から、2012年版の電話帳掲載に向けあれこれ段取りをとっていますが、幾分大変な部分もある為備忘録感覚で紹介します


電話帳の掲載は

<1>番号申請
 電話番号管理会社(いわゆる幹事企業)が電話番号センター(いわゆるNTT西日本・東日本内にある部局)へ**さんが◎×という番号を利用します。と言う申請を行います。
これは、NTTから他社へ番号を持ち込んだときも同様におこなわれる為、必ず行わなくてはいけない事です。

<2>ハローページ掲載
 <1>で申請した情報を掲載するのが、いわゆる「ハローページ」掲載で、こちらは地域別に50音順に掲載する仕組みで申請の通り掲載するのが原則です。ハローページへの掲載が完了して始めて「広告」などの掲載にはいります。
(掲載名称は基本的に「社名」掲載が好ましいと考えられます)

****ここまでは電話番号管理会社へ申請****

<3>職業別分類掲載
 ここからは番号をハローページから、職業別電話帳(タウンページ)へ掲載します。
タウンページ掲載は「タウンページセンタ(0120−506−309)となりますが、ここで注意があります。
タウンページセンタでの情報変更はあくまでも<2>の掲載が完了しなければ、手続きができず最悪2〜3週間はかかります。
実際の流れからいけば、職業別分類掲載はNTTの担当者とのやりとりですので、予め掲載ページ、掲載内容を確認しておかねばならず、申請の際に説明(掲載内容の指示)ができなければ、内容をとりまとめてから再度連絡。と言う流れをくむ為、必ず、ハローページ掲載の段階で準備しておく事が重要です。
 ハローページで社名掲載(私のところでは、エーアイスクエアステーション)で申請をした上で、タウンページセンタで、掲載名称の変更(いわゆる「本文掲載と呼ぶ」)を行う事が可能な為、掲載名称がわからず困った。と言う事にならないよう、ハローページ掲載は「社名」ですべて申請するのが確実です。

 職業別分類掲載は、「重複1件ごとに525円」という手数料で掲載が可能です。極端な話、10件重複掲載するだけだけで5250円かかりますが、広告掲載は1ヶ月1万円程度かかると考えれば、1回だけ(つまり1年に1回)で済む計算ですので、考え方によっては大変効果があると思われます。
 中にはそういった重複掲載の仕組みを逆手にとった会社もあり、いわゆる「電話帳スパム」行為が横行していますが、NTT側が関与できる部分で無いため、いわゆる放置された状況が続いています。


 賢明な利用者は、そういった業者へ連絡する事は少ないと思いますが、電話帳を見た際によくいただく案件として

 *近くにあるから
 *すぐきてくれそうだから

 と言う事がほとんどで、「フリーダイヤル」だからといった理由で問い合わせしてくれる人はきわめて少ない事がわかっています。

 同条件ならどちらに連絡するか?と言う程度で「フリーダイヤル」は考えられても、実際は「事業所」がどこにあるのか?と言う理由で問い合わせするのが実情です。

 ほかにもいくつか検討すべき課題・要件はありそうですが今年の掲載結果をふまえ、来年結論が出ることと思います。


<おまけ>
 長崎県の掲載スケジュールは毎年下記の計画です

 広告掲載 9月〜12月
 本文掲載(電話番号と名称のみ) 2月の第3金曜頃

 電話帳はいざというときにそろえておく事が大事です(ただし、NTT以外は有料配布となります。ご注意ください)

— posted by admin at 09:14 am   pingTrackBack [0]

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