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フリーダイヤルの意義を考える

パソコンサポート専用にフリーダイヤルを設置して早数年がたちます。


ITサポート業者がフリーダイヤルを設置する事は至極一般的な流れです。


ただ、こういったときに近頃は、フリーダイヤルにかかってくる業者そのものが「本当」に必要としてかけているのか疑問になることがあります。


その一つに
*やむなく「フリーダイヤル」しか連絡先がなかった場合と
*フリーダイヤル以外が話し中だった場合
*仕事の依頼ではあるが、自社の売り込みもしたい等

その状況に置かれた事情の中で、「今回パソコンサポート業者の特集をするのですが・・・貴社もいかがですか?」という所まではよかった。

その後である・・・

「掲載は有料なんですけど??」

と言うことだ。


取材をしたいから、問い合わせをした

と言うのであれば、まだ良い。
(本当はそれでも良くないのだが)


それよりも
「掲載するために、有料だけどどうか?」

と言う話である。


とある雑誌の営業担当者であるが、

「掲載条件」

「掲載期間」
および
「掲載紙配布エリア」

を勘案した際

それだけの掲載料を払うのであれば

「パソコンの入替」を実施した方がよっぽどマシであり

掲載に効果があるかどうかすら保証されない今日において

これほど馬鹿馬鹿しい事も無い。



フリーダイヤルは誰のためにあるのか?


本当に必要とする人のためであり


実際問題


パソコンが壊れたからといって「ホームページ」を見ることは実際不可能である


インターネット上で掲載している「パソコンサポート」のホームページは

「全国営業型」の業種であり

自社においては、現時点において「全国対応型」を行える体制は出来ていない。

もっとも、インターネットにおいて、パソコンサポートのホームページを設置しているが

こちらについては

あくまでも

「形式的」

な事と言える為、これをすべてとは言い切れない



電話帳にフリーダイヤルで掲載する事は

あくまでも「電話帳」を見た方に対する「市場調査=マーケティング」として用いており

そうすることによって

「インターネットからみた問い合わせの方」

「電話帳から見た問い合わせの方」

「紹介つてで問い合わせ頂いた方」

と言う形でその幅が見えてくる。


少なくとも「フリーダイヤル」に平然と電話をかけて良いと言う事はなく

ある会社では「フリーダイヤル」に対する着信がもったいないから、IP電話からかけ直そうとした企業があった。

当然であるが、顧客側は「不愉快」極まりないと発したことは言うまでもありません。


電話の意義を問われるこの昨今において、今回の問題は非常に考えさせられました。

— posted by おおくす@ai2station at 09:34 pm   pingTrackBack [0]

0120のロゴマークについて〜各社の研究

たまに0120で始まる番号を見るたびに・・・・


本当にNTTなのか?と疑わしい番号を見かける事があります

とあるサイトで見かけた電話番号を一つ例に挙げてみると

0120-9xx-xxxの番号は、標準だとNTT系の番号ではありません。


中には、フリーダイヤルマークを使いたい事から変更される方もいらっしゃると言う事から


NTTへ変更される方がいるのも事実です


さて、0120から始まる、フリーダイヤルは

残念ながら「登録商標」である事はほとんど知られておりません。


他社では「フリーコール」や「フリーフォン」といった名称を使用しているのは、NTTにおける、登録商標の関係であり、本来は「類似商標」における排斥を受けてよさそうですが、現時点ではそのような動きはありません。


近年、このような事からNTT以外の事業者にも「0120」の番号を割り当てる権限を解放しております


その中でもよく見かける番号が 0120−919−xxxの番号帯です

この番号帯は、NTT系では無く、ソフトバンクテレコムが保有する番号帯で、「フリーコールスーパー」というサービス系統にあたります。


それでも、表記に「フリーダイヤル」と書いていたり、「フリーダイヤルロゴマーク」を使用するケースは後を絶たず、事業者が意図的なのか、あるいは「0120用マークだから制約はない」と思われているかは定かではありません。

実際、私も同様な考えを持っておりましたので、なぜにNTTなのか?と言う事を調べると次のような事がわかったのです

http://www.ntt.com/freedial/download/logo_manual.pdfLink

規定が「NTTを使用していなければいけません」という記載がされているのですが、実際の所は周知徹底されていないのが実情ではないかと思われます。


そう考えると、NTTが高いと思うならば「ロゴマークののれん代」も一緒に払っていると言うところに感じてなりません。


さらに、電話帳を見ると「NTT」であれば、0120の前に、フリーダイヤルロゴマークが付記されますが、他社の場合は0120であっても、付記される事はありません。


この点も、大きい所ではないでしょうか


フリーダイヤルとしての料金的なソリューションで優れているのは、現在NTT西日本などの「フリーアクセス」の光回線併用サービスとKDDIのメタルプラス併用コースの「フリーコールS」が一番、コストパフォーマンスから見て優れていると言えます。

一方で、初期費用や月々のランニングコストを考えると、ソフトバンクテレコムの「フリーコールスーパー」が便利です。

月々0円から始められる手軽さは、他社にない良さがあり必要に応じたオプションや割引サービスも充実しています。

しかし、前者のような料金面におけるアドバンテージが低い為、一定のパフォーマンスを越えると、他社へのサービスへ乗り換えた方がやすく付いてしまう欠点もあります。

月々1万円程度のコストであれば、どの会社もさほど変わりませんが


1万円を超えれば、やはりKDDIなどのサービスも併せて検討する事はおすすめ出来る事です


NTT西日本 フリーアクセス・ひかりワイド
http://flets-w.com/hikaridenwa/service/free_access/index.htmlLink
※通話料はページ下部に表記

KDDI フリーコールS(フリーコールDX)
http://www.kddi.com/business/free_call_s/index.htmlLink
※メタルプラス併用時の通話料
http://www.kddi.com/business/free_call_dx/pop/tsuwaryo.htmlLink

ソフトバンクテレコム フリーコールスーパー
http://tm.softbank.jp/business/phone_service/freecall_sp/index.htmlLink
※料金案内
http://tm.softbank.jp/business/phone_service/freecall_sp/price.htmlLink

— posted by おおくす@ai2station at 08:49 pm   pingTrackBack [0]

パソコンサポートダイヤルへの電話

世間は16連休ですが、うちの会社はいつもの月曜日でした。


たいてい、留守中に連絡が入る事が多い、パソコンサポートですが今日は珍しく在勤しておりました。


電話が入ると、どうやらフリーダイヤルからの問い合わせ。

何だろう?とおもいつつ、電話を代わると

「ヤフーメールの一部を携帯にメールする方法を教えてほしい」

と言う内容。

開口一番の問いは「お電話で教えてもらえますか?」の事ですが、普段から「必要以上に教える事」が多い私にとって、今回の電話は正直びっくりするものでした。


パソコンの操作が苦手で携帯に送るのであれば、「携帯ですべて行えば良い」と説明しました。


その回答に不満だったようで、教えてもらえないんですか?と食い下がる

私は「訪問して説明することも可能ですが、費用が発生しますよ。携帯で行えば簡単だと思いますが」

と言うのがさらに拍車をかけたらしく

「パソコンでの操作は教えてもらえないんですか?」との事に、さすがの私も「憤慨」しました。
(私の口調はいつものようにニコニコしながら)

私は「フリーダイヤルにかけておられるので、電話代は当方が持っているから大丈夫ですよ♪」

と言うと、すかさず「じゃあ結構です。カチャン」と切られてしまいました


こんな言葉はお客さんに申し上げる事はまずあり得ない事で、もちろん「禁句」の一つです。



「暴言」をはくことはもちろん、言語道断ですが、相手の心証を悪くする言動ももちろん、規定にかかわらず「禁句」である事は言うまでもありません。


うちの会社はヤフーの代理店でも無ければ、資本関係がある企業でもありません。

フリーダイヤルは受けた側(うちの会社)が無条件で負担すると言うルールです。


問い合わせのうち、約8割以上が、出張サポートを希望するお客様ですが、さらに2割のうち9割が、業者の営業電話、その残りが今回のようなケースでしょうか。

1割の中で見た場合にも、「当社で受任できないケース」や「採算面で断るケース」等様々であり、今回のケースはまさに珍しいケースといえるのです。

「電話で尋ねるのは無料」と思っている上に、「フリーダイヤルにかけているのは当然の顔」をして問い合わせられるのもやはり考え物と思ってしまいます。


お客様に関する詳しい事はここでは書けませんが

電話終了後、フリーダイヤルの管理画面から、※MA(メッセージエリア「単位料金区分」)からの情報から見た際に、うちの事務所から遠方である事が明らかになりました。(MAとは、市内通話できる名称の事。長崎市の場合は主に095となる)

近年の問い合わせ状況を集計してみると、半数以上が長崎市内南部方面(戸町トンネルから野母崎)のお客様がほとんどで、そのほかの地域のお客様については、少なかったのが実情です。(電話問い合わせの傾向による)

このお客様がうち事務所に連絡したのを見ると、他所で断られたのでは無いかと推測できます。

改めて、サポートの難しさを考えさせられる今日この頃です

— posted by おおくす@ai2station at 11:41 pm   pingTrackBack [0]

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